営業能力に長けていないと生活も危うくなるフルコミッション営業

働き方

成果主義の営業の給与体系もさまざま

営業職は基本的に、契約の成立や商品やサービスの売り上げという成果に応じた給料が与えられます。
もっとも、その職場ごとに給与体系は異なっています。
成績にかかわらず支払われる基本給や最低保証給があり、その上乗せとして成果給が載せられるケース、最初の数ヶ月や1年など一定期間は最低保証があり、それ以降は成果給のみに移行するケース、そして、最初から成果給のみというフルコミッションスタイルです。
自分が成果を上げない限りは給料が入らないので、フルコミッション営業で働くにはそれなりの覚悟が必要です。

どのような覚悟や準備が必要か

フルコミッションで働く場合、まずは自分の能力、自信、生活環境を考えましょう。
自分の能力や置かれている立場、現在の貯蓄額などによって、覚悟や準備にも違いが出るためです。

営業経験豊富で自信がある方の場合

これまでも営業として活躍し、営業所トップや企業トップ、全国トップといった成果を上げてきたなら、業界や業種が変わっても、トップを取る自信があるかもしれません。
そうした方は新たな場所でフルコミッションでも、通常お給料が入らずに困ることはないでしょう。
また、これまでにガンガン稼いできた貯蓄も貯まっていると思いますから、仮にうまく行かなくても、すぐに生活に困ることはありません。

営業未経験の方や自信が持てない場合

新たな営業でどこまで成果が上げられるか未知数の方、未経験でチャレンジするという方は、事前に自分の生活環境についてよく検討することと、事前の準備が必要です。
もしかすれば、成果が上がらず、数ヶ月は給料がなしとなるかもしれません。
養うべき家族がいる人なら、少なくとも家族の生活費を3か月から半年程度は貯蓄で賄える程度の余裕資金を確保しておくことが望ましいです。
1人暮らしの方も生活に困っては困りますから、2か月から3か月程度の生活費を確保したうえで、チャレンジするのが安心です。

どのような職種に多いのか

営業職と言っても色々な業界や業態があります。
フルコミッションの報酬制度となっているケースが多いのが、損害保険の代理店や生命保険の営業職員、不動産営業などや、タクシーの運転手といったものです。
企業によっては基本給があったり、一定期間は最低保証が設けられたりしていますが、途中からなくなるケースはより注意が必要です。
基本給や最低保証があるうちは続けられるのに、フルコミッションになった途端、まったく成果が上げられなくなる方も少なくありません。
これは基本給や最低保証がある段階は、指導者や先輩、同行してくれるスタッフなどの後押しやサポートが得られて成果が出せていたり、ビギナーズラックや新人だからといった理由で成果が上がったりしていたケースがあるからです。
独り立ちした途端に自分の営業力だけに依存するようになって成果が出なくなる人、保証があるうちに見込み客が尽きてしまっている方が少なくありません。
フルコミッションになったときに継続的に成果が出せるようにするには、基本給や最低保証があるうちに、ターゲット客の開拓をしっかり行い、アプローチできる見込み客のストックを増やしておくことが大切です。

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