認定看護師になるためのチャンスは誰にでもある?

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認定看護師になるには

より専門性が高い看護師として活躍していくために、注目されているのが認定看護師の資格です。
看護師として5年以上の実践経験を持っている方が、日本看護協会が定める615時間以上の認定看護師教育カリキュラムを修了し、認定看護師認定審査に合格することで取得できます。
審査合格後は認定看護師としての活動と自己研鑽の実績を積み、5年ごとの資格更新が必要です。
現行の看護師教育機関を修了した者に対する認定審査は2029年度をもって終了することとなり、2020年度以降に認定看護師になるための勉強をスタートさせたい方は、特定行為研修を組み込んでいるB課程認定看護師教育機関で学ばなくてはなりません。

実務経験が必要

認定看護師は誰もがなれるのではなく、一定の条件を満たさないと教育カリキュラムを受けることができません。
まずは、看護師免許を取得し、医療機関などに勤務した経験が通算5年以上あることが必要で、さらに希望する認定看護師の分野で通算3年以上の看護実績があることが求められます。
認定看護師の種類は現在のところ21分野が用意されています。
たとえば、そのうちのがん放射線療法看護の認定看護師を目指すなら、がん放射線療法を受けている患者の多い病棟や外来、在宅ケアなどで通算3年以上にわたる看護実績がなければいけません。
また、がん放射線療法を受けている患者の看護を5例以上担当した実績を有し、現時点でもがん放射線療法を受けている患者の多い病棟や外来で勤務していることが望ましいという条件が設定されています。

認定看護師教育機関入学と修了が必要

新たな教育制度に移行するに伴い、2020年5月時点でB課程認定看護師教育機関は全国で8機関のみしかありません。
機関ごとにどの分野の認定看護師資格の教育カリキュラムが用意されているかが異なり、21の認定看護分野があるところ、現時点ではトータルでも17分野しかありません。
つまり、通いやすい範囲に自分が希望するカリキュラムがないケースがあるのです。
実務経験などの実績が満たせても、現在暮らしている場所からは通うことができず、引っ越して1人暮らしをするなどして勉強に励まなくてはならない環境を用意する必要もあります。
なお、入学式やオリエンテーションを除き、基本は自宅でのeラーニングを導入している機関もあるため、通えない場所にある方や引っ越しが難しい方はeラーニング導入機関を探しましょう。
また、各機関と分野ごとに定員がある点にも注意が必要です。
少ないところでは6名のみ、10名といった少人数クラスも多く、最大でも30名が1回の定員となっています。
さらに条件を満たして、定員枠があれば、誰もが入学できるのではなく、機関ごとの募集要項に沿った条件を満たし、必要書類を用意して選考に通らないと入学ができません。

認定看護師になるために

条件を満たし、選考に通るように実績を残していけば、誰にでもチャンスはあります。
ですが、チャンスを活かすために、さらに乗り越えなくてはならない課題があります。
通学が必要な場合は、1年近く休職することになるため、在職中の方は職場での理解を得なくてはなりません。
また、教育機関に支払う費用や必要に応じた引っ越し費用、教育中の生活費も確保しなくてはなりません。
職場によっては資格取得のための費用を支援する制度もあるため、要件を確認してみましょう。

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