営業に向いている人。向いていない人とは?自己診断してみよう

働き方

営業という職種を聞いて良いイメージがつきますか? 営業と言えば、「毎月のノルマに追われて大変。数字達成の為にお客様へ押し売りをしなければならない。」「数字達成しなければ上司から怒鳴られる。」「一軒一軒インターホンを押して回り、飛び込みしなければならない。」 こんな厳しい職種だと思っていませんか? たしかに今でもこんな営業スタイルの会社はありますが、現代の営業職では異なることが多いです。 昔と比べてインターネットが普及されたので、他社との比較も簡単です。商品やサービス情報は簡単に手に入る時代です。そこにゴリゴリ営業をかけても決まりません。 今の営業に求められることは「お客様の要望をしっかり聞き、それに沿った自社商品を付加価値を付けて提供する。」「自社商品やサービスを利用してもらったお客様に付加価値を感じてもらう」ことが現代の営業に求められることになります。 成績が良ければ成果報酬やインセンティブなど臨時報酬も見込めるので稼ぎたい人には人気の職種。 この記事を読んで営業を理解してもらい、自分に向いてるか向いていないかジャッジする参考にしてもらえれば幸いです。

営業ってどんな仕事か理解してる?

営業とは単に売るだけでなく、価値を提供することが仕事です。

そして会社の顔としてお客様と向き合う。営業って会社の花形なんですよね。

営業の仕事内容を具体的に教えて

会社によってスタイルは異なりますが、基本となる営業活動をご紹介します。

  • お客様にアポイントを取る
  • お客様に訪問し、商品やサービスを提案。問題点の改善案を出す
  • 提案した商品やサービスの感想を伺う
  • 見積書や書類作成といった事務処理作業
  • 社内会議や展示会に参加する
  • 社内部署との調整。先方との納期交渉
  • 売上推進管理や顧客管理といった管理業務

営業は仕事を回さなければならないのでタスクが豊富にあり、しんどそうに見えますが、自分を中心に仕事が回ると大変楽しいですよ。

個人宅への営業では集金管理や接待がありますが、法人営業ではコンプライアンスや談合の問題で接待はほとんどありません。

営業に向いている人の特徴とは?

コミュニケーション能力が高い人

もはやコミュニケーション力は営業だけでなく、どの仕事でも必須のスキルです。

コミュニケーション能力が高い=押し売りが上手ではありません。

「売れればいい。」という感覚で強引に取引をしても、その時はよくてもリピートがつかない。顧客が離れていく心配もあります。

コミュニケーション能力が高いと言うのは問題点や課題をしっかりヒアリングしてそれに沿った提案をできる人です。

 

忍耐強く人と向き合える人

簡単に商品やサービスが売れる時代ではなくなりました。先ほど申したとおり「強引」な売り方をしている場合は顧客が離れて行ってしまいます。

車や不動産、金額の大きな買い物の場合は悩まれることも多いし、法人だとしてもお客様が社内稟議にかけたり他社と天秤にかけたり、ジャッジに時間が掛かるケースも多々あります。

短気に返答を求めてしまうと不快に思われ、また、対応を適当な扱いをしていると口コミや風評被害が出る場合もあり、信頼も失ってしまいます。

お客様と時間をかけてじっくり忍耐強く向き合える人が営業に向いていると言えます。

 

好奇心旺盛で外に出るのが好きな人

悪く言えば、好奇心が旺盛な人=飽きっぽい人とも言えます。

営業の仕事は日々変化あり、毎日が同じではありません。出張で一週間出っ放しだったが、次週は社内調整の為、一週間内勤など。働く場所が一定じゃないことや

想定や計画通りに進むわけでは無いので臨機応変に対応する大変さもありますが、退屈なルーティンじゃないので刺激的です。

外に出歩いたり流動的に仕事したいなら向いていると言えます。

 

色んな人に会っても苦痛じゃない!人たらしな人

営業は調達部、経理、担当部長、社長と様々なジャンルの人に会えることが醍醐味です!

一部上場の役員から中小企業の一般社員まで幅広く、チャンスがあればテレビに出演している有名社長に出会うチャンスもあります。

そして客先でライバル会社の営業と仲良くなり、ヘッドハンティングされるのが多いのもこの職種の特徴です。

これから先の時代は転職が当たり前の時代となるので、営業として色んなところに顔が利くのは転職に有利になります。

そういった方たちと繋がりたい。色んな人と会っても苦痛じゃない人は向いています。

 

フットワークが軽く、レスポンスが早い人

営業は色んな客先に出向かなければなりません。

お客様に「今すぐ来て!」と言われれば飛んで行き、「あの見積書を出して」と言われれば即対応するなど、すぐに行動できる人はお客様の「信頼」を築くことができます。

またレスポンスが悪いとライバル他社に仕事を取られてしまうケースがありますのでクイックに動くことが大切です。

フットワークが軽く、レスポンスが早い人は向いています。

体力に自信がある人

営業だと外回りで1日に何件もお客様のところへ訪問します。

走って移動するわけではありませんが、色んなお客様の所へ出向いて話を聞き、プレゼンが終わったと思っても次のお客様に訪問しに行くなど、1日に何件も回って朝から夕方まで出っ放しなんてこともあるので、体力に自信がある人が好ましいです。

チャレンジ精神が旺盛な人

営業はチャレンジの連続です。

一つの契約を取っても次の契約を目指して行動。予算もあり、それに向けて行動していかければなりませんが、結果を出せばリターンを期待できます。

常に仕事や自分の成長の為にチェレンジする人が向いています。

目標を上手く設定し、上手く力が抜ける人

営業は比較的自由度が高い仕事です。

数あるタスクをこなさなければならないので、大変だと思われがちですが、自分で調整できます。

大義名分は会社から与えられた目標数字を達成することなので、数字さえ達成していれば口やかましく言われることがありませんので、外回りする道中や先方との打ち合わせまでの時間の費やし方には自由なので上手くサボっている人もいます。

モチベーションを保ちつつ、目標を設定して管理し、到達できる人は向いています。

 

リサーチするのが好きな人

お客様は色んな営業マンから提案が来るので、どこも同じような商材・サービスだと心に響きません。

自社の商材・サービスに付加価値を付けるために、お客様が何を求め、何が課題なのかリサーチし、競合他社の商材・サービスはどんな物を展開しているのかリサーチして対策を練るのも営業の仕事と言えるのでリサーチすることが好きな人は向いています。

営業に向いていない人の特徴

コミュニケーションが苦手

コミュニケーション力は営業として必須のスキルと言えます。

コミュニケーション力がなければお客様の要望やニーズを聞き取ることができませんし、お客様へ情報が伝わらず、会話のキャッチボールにならなければ契約は成立しません。

話することが苦手

コミュニケーションが苦手な人に似ていますが、お客様の要望・ニーズに応えるだけでなく、全く関係ない、たわいもない話をすることも多々あります。

常に話続ける必要はありませんが、お客様が社長や役員といった偉い人でも物怖じしない話できる人のほうが好ましいです。

体力が無い

営業って実は体力がいる仕事です。

出張など一日中出っ放しなんてザラにあります。ある営業マンの出張スケジュールを確認すると

  • AM8ː00~AM10ː30 大阪~東京へ出張
  • AM11ː00~PM12ː00 1件目の商談終了
  • PM14ː00~PM15ː00 2件目の商談終了
  • PM17ː00~PM18ː00 3件目の商談終了
  • PM18ː00~ ホテルに戻って明日の準備

朝から新幹線移動で2時間半。そこから3件回って商談→ホテルに戻って明日の準備。

出張中は移動の連続でしかも提案の商品サンプルや宿泊グッズを持っての移動なので結構大変です。

また移動だけでなく、資料作りや会社を回すためにタスクが豊富にありますので体力に自信が無い人は難しいかもしれません。

フットワークが重く、レスポンスが遅い

お客様の急なトラブルが発生したら営業マンは出向かなければならない時もあるので、そこで尻が重くフットワークが重ければお客様を不快にさせてしまいます。

またレスポンスが遅ければ、ぼーっとしているうちに競合他社に仕事を取られてしまうケースがあるので、レスポンスがすぐにできない人は向いていないかもしれません。

目標達成ができない

営業とは常に数字がつきまといます。

ノルマ一つ一つ越えていかなければなりませんし、数字を達成することが大義名分。一人ひとり営業マンの数字を管理している上司はなかなかいませんので自分で目標管理していかなければなりません。

自分の目標数字を達成しなければ評価もされませんのでモチベーションも下がり、悪循環を引き起こしてしまいます。

目標達成のために自分自身のモチベーションを保ちつつ前向きにこなしていく人が向いていると言えるので、目標達成に無頓着な人は向いていないかもしれません。

プライドが高い

プライドが高い人は頭が下げれないとよく言います。

営業という仕事は潤滑よく会社を回さなければなりませんから、関係部署の方に無理なお願いをすることもあり、

または先方への納期遅れの為、謝りに行くことも多々あります。

そういったトラブルに対し、頭高くプライドを保っていたら、先方を不快にさせてしまいますし何より仕事が貰えなくなるかもしれません。

頭を下げれない人は向いていないかもしれません。

 

メンタルが弱い

先ほどで述べたとおり、納期トラブルで先方に謝りにいったり、

いつも上手くいくわけがないから数字が未達の時は上司から怒られたり、

日々、毎日が同じことの繰り返しではなく、刺激的な日々を送るのが営業なので、そんな刺激的な毎日が苦痛だというメンタルの弱い人は不向きかもしれません。

不誠実

営業は会社の顔として先方と付き合っていくのに、不誠実な人とあなたは付き合っていけますか?

関係を築けない、信頼ができない人と一緒に仕事がしたいとは思いません。それに不誠実な人は営業という職種に関係なく、どんな職種でも淘汰されます。

不誠実な人は向いていないと言えます。

 

営業活動の経験やスキルを活かせる転職

営業を長年やっていると別職種の人と仲良くなって別の仕事に興味が出てきたり、他の職種にチャレンジしたくなるもの。

しかし別職種の転職において、どう経験を活かしてアピールすればいいか分かりませんよね。

次項から経験を活かせる職種を紹介いたしますので転職の参考にして頂ければ幸いです。

マーケティング

市場調査の仕事は営業の仕事と通ずるものがあります。

お客様の要望・ニーズは何なのか、競合他社の商材・サービスはどんなものがあるのか、市場の動向やトレンドは何なのかと敏感にアンテナを張っているので、その経験を活かしてマーケティングに転職する人、またその逆も然り。

別の職種に興味があるのであれば、リサーチや市場調査が好きな人はマーケティングで職種を探してみて下さい。

カスタマーサポートセンター

カスタマーサポートセンターは100%電話での対応なので、電話対応の経験が活かせます。

カスタマーサポートセンターではお客様のクレーム対応や商品説明、言葉使いやヒアリング力が必要な仕事なので柔軟な対応をしている営業の仕事に通ずるものがあります。

しかし、違う点は売り込む必要はありません。こちらから電話することは皆無で100%お客様からの問い合わせです。

売り込むことが苦手だけどお客様との対応は好きだという人はカスタマーサポートで探してみて下さい。

実演販売員

ショッピングセンターや施設で実演販売をしている人をよく見かけると思いますが、実演販売も経験が活かせる仕事です。

営業は特定少数の人に対してプレゼンするのに対して、実演販売では不特定多数の人に対してプレゼンする違いだけです。

通行人にどのようにすれば注目して話を聞いてもらえるのか、また購入した人はなぜ購入してくれたのか分析するため、営業で身に付けたスキルが活かせる仕事と言えます。

飲食店などの接客業

飲食店などの接客業も営業の仕事に通じるものがあります。

接客という面で先方と向き合うという点では同じですし、対応力がそのまま活かせます。

新規開拓していくのではなく、購入目的を持って来客される人ばかり。受け身でも問題ないことが多いので、新規開拓が苦手な人は営業から接客業に転職していく人が多いです。

逆に接客業から営業に転職される人も多いです。接客業のスキルは営業にも通じるものがあります。

トラックドライバー

実はトラックドライバーも経験が活かせる仕事です。

営業している中で車で移動することもありますし、宅配ドライバーなら配達のついでに新しいサービスを提案することもあります。

そのため営業のスキルを活かせる仕事と言えますし、車の運転が好きな人はトラックドライバーに向いています。

バイヤーや調達

法人営業経験者なら転職しやすい職種です。

法人営業のほとんどはバイヤーや調達部に営業をかけに行くので、売る側の心理や動向を掴んでいるので買う側に回ってもその経験が活かせます。

また、同じ業界に通じているのであれば仕事もすぐに馴染めるので営業からバイヤー・調達部に転職していく人は多いです。

広報

広報の仕事もかなり営業に類似しているところが多いです。

会社の新商品やプロモーション説明、会社に問題があったときは人前に立って状況説明したりする点は営業スキルを活かせる仕事と言えます。

これから営業の仕事に就きたい人は

これから営業の仕事に就きたい人はどこで営業の仕事を探せばいいのか。また、転職の際にどのようにアピールしていけばいいのか。新卒で営業を考えている人はどのようにアピールすればいいのか気になると思います。

ここからは営業の仕事に就くために必要なスキル、資格や経験をご紹介いたします。

 

営業の仕事を就くためには

営業の仕事に応募する前に考えなければならないことが個人営業か法人営業か。

個人営業とは個人で営業するのではなく、不動産や金融、保険など個人の顧客をターゲットにした営業のことです。

法人営業とは自社の会社の顔として顧客(法人)会社に営業をするスタイルのことです。

営業の仕事を探すにはネット、求人誌、ハローワークで探すことができますが、まずはどんな営業スタイルの会社で勤めるのか想像してみて下さい。

例えば法人営業がやりたいのならどんな業界なのか。電気メーカーなのか食品関連なのか業界を絞って探すことをオススメいたします。

 

雇用形態について

営業職は正社員、契約社員、または派遣登録でも営業は募集しております。

また、最近の傾向としては業務委託として営業を任せるスタイルもございますが、業務委託や業務請負の場合は会社の社員とは別なため、福利厚生がありません。

業務委託や業務請負の場合は一般的にはフリーランスとなるため、正社員と違ってすぐに契約解除(クビに)できるので注意が必要です。

まずは自分がどの雇用形態がいいのか考えてみましょう。

 

給料について

営業の仕事をするならインセンティブや歩合制がある会社の方がやる気とモチベーションが上がると思います。

大きく稼ぐためにはインセンティブや歩合制を設けている会社を選びましょう。

しかし、インセンティブや歩合制を設けていたとしても基本給が少ないパターンがあるので、契約を取れなければ安月給という場合もあるので注意が必要です。

募集要項に基本給とインセンティブはいくらか記載されているので注意して見てください。

 

就業時間について

会社によって様々ですが、フレックス制を導入していたり、直行直帰スタイルだったり、営業は自由度が高い仕事なので、勤務スタイルも自由な場合があります。

自由といっても無責任ではありません。

営業は数字を達成することが一番大切な仕事なので、午前中にお客様へ直行するなど、他の社員からすればいつ出勤したのか分からないなんてことも。

自由度が高いことは営業として働く魅力の一つです。

 

残業代について

営業職はほとんどの場合は残業代がつきません。

営業に残業代を設けている会社もございますが、ほとんどの場合は「みなし労働制」を採用されているので残業代が含まれていないことが多いです。

なぜ営業は「みなし労働制」を設けているところが多いのかというと、営業は直行直帰や在宅勤務を容認している会社が増えてきており、残業代を支払わない代わりにその分多く給料に含まれているのが最近の傾向です。

よって残業代が出ると思っている方は要注意です。しっかりと求人内容を確認してから応募しましょう。

 

必要なスキル

営業は特に必要なスキルはありません。

どちらかというと、未経験者でもチェレンジ出来る職種です。

逆に営業経験があれば、その経験を考慮してくれ査定にプラスされることも。

スキルというよりも冒頭で述べた「向いている・向いていない」が重要です。

 

研修について

会社によって研修制度が有る無いは様々ですが、だいたいの会社は簡単な研修制度とOJTによる先輩社員と同行して営業に回ります。

OJTだけでは本当に先輩社員と営業同行するだけで見て覚えるパターンが大半なので、研修制度が設けられているか、きちんと上司が仕事を教えてくれる環境なのか、募集内容と面接でクリアにしておきましょう。

 

副業は?

募集内容に記載されているところはなかなかありません。もし書かれていれば正社員では無いところが大半です。

しかし、世の中の流れから副業を認める会社が増えてきました。

比較的他の職種と比べ、オフィスに拘束されることが無いので他に収入源を作りたい、他の仕事に興味がある人には朗報と言えます。

まとめ

今まで「営業」という職種から選択肢を外していた人でも少しは興味を持ってもらえたと思います。

営業は未経験でもチャレンジができ、チャンスの場が広いのが営業です。様々な人と出会い、ガツガツ稼いでしまえば営業が楽しくなるのは間違いないです。

世の成功者や経営者は営業出身の人が多く、営業からすべての仕事が始まるといっても過言ではありません。

営業の仕事を選択肢から外している、営業の仕事を検討している、これからチャレンジしたい人にこの記事を参考にして頂ければ幸いです。

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