退職したいのに引き止められる理由のよくあるケース

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退職したいのに辞められない上司などからの引き止め理由

職場に嫌気がさした、忙しすぎて心身に支障をきたした、頑張っているわりに給料が少ない、ほかによい条件の会社ややりたい仕事が見つかったという理由で退職願を出したのに、上司などから引き留められるケースは少なくありません。
どんな理由や事情で引き留め工作がなされるのか、探っていきたいと思います。

人手が足りない

近年、もっとも多い理由が人手不足です。
少子高齢化の日本では、どの業種や職場でも人材が不足する傾向にあります。
採用したくても応募者がいない、すぐに辞めてしまうといった状況がある中で、今雇っている人材が辞めてしまうのはできる限り避けたい事情があるのです。
人手が足りなくなって業務が回らなくなる、他の同僚などの負担が大きくなる、顧客や利用者などに迷惑をかけるなどの理由を挙げられ考え直して欲しいと言われたりします。
また、新たな人材が見つかるまで待って欲しい、業務の引き継ぎをしてからにして欲しいといった条件付きの引き留め工作も少なくありません。
もっとも、実際に求人広告を出したところで、すぐに人材が見つかる保証はありません。
何か月も待たされたり、結局、同僚などの負担を考えたり、お客さんのことを考えてしまい、責任感などからずっと働くことになる方も少なくないのです。

チームやプロジェクトが成り立たなくなる

今抜けられるとプロジェクトが成り立たなくなる、チームが壊滅するなどの理由で待ったがかけられるケースもあります。
プロジェクトが最少人数で行われていたり、重要なポジションにあったりする場合もそうですが、単純に人数合わせといったケースも少なくありません。
たとえば、営業部門などでは、部下が○名いないとチームを構成できず、マネージャー職やリーダー職から外されてしまうといった基準が設けられている場合があります。
部下が減ると自分が管理職から外され、立場や給料などの条件が悪くなるので思いとどまって欲しいという引き留め工作です。
また、医療機関などで患者数に対する看護師の人数が減ると診療報酬の基準が悪くなってしまうことから、辞めないように求められるケースもあることでしょう。

有能な人材につき機会損失が大きい

人材不足や人数合わせといった、その方でなくてもいい事情のほか、その方に抜けられると会社の損失が大きいというケースも引き留めに走られます。
一番の稼ぎ頭の営業職やバイヤーであったり、発明力や技術の高いエンジニアであったり、クライアントなどの信頼が厚いスタッフである場合などがあたります。
その人が抜けると会社の契約数や収益などに影響が出かねないと引き留められるわけです。

取引先や顧客の関係を維持したい

営業職や販売職をはじめとする一定の職種では、その人が辞めることで、その人を信頼していたり、評価したりしていた取引先や顧客などが、その人の新たな職場に流れてしまうのではと懸念して引き留めが行われるケースも少なからずあります。
これも、その人の能力や手腕、人気による引き留め理由と言えます。

まとめ

退職したいのに引き留められるケースが多くあります。単純に人手が足りない、チームやプロジェクトが成り立たなくなる場合や、その人が有能であるが故の場合もあります。

良い悪いは別として、責任感の強い人ほど引き留めに応じてしまう方が多いです。転職は法的に認められていることなので、転職をしたい人は毅然とした態度で受け答えする強い気持ちも必要です。

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