職を転々とするのは悪いこと?それは昔のお話です

転職

石の上にも三年。継続こそ力なり。

そんな言葉をもって、一昔前までは仕事が続かない方は我慢が効かずだらしないイメージが付きまとっていました。

確かに一つの会社に長く勤めればメリットはあります。

・住宅ローン等の借入で有利、あるいは金利優遇を受けられる
・昇給や昇進のチャンスに恵まれる
・社会保険の対象であれば厚生年金を受け取れる

これらは会社員として企業に属し続けていれば与えられるベネフィットとも言え、生活は安定して豊かになるでしょう。

ですが海外企業の進出や働き方の多様化に伴い、仕事が長続きすることが善である時代は変わり始めています。

今回はそういったトレンドやこれまでの経験を活かしたお金の稼ぎ方に至るまでを解説していきたいと思いますので、明日からマインドを切り替えるきっかけにして頂ければ幸いです。

 

現在とこれまでの転職の意識の相違点

1.価値観が変わった

現代の社会的価値観は、これまでとは大いに変貌を遂げています。
仕事が続かない人のこれまでのイメージは
・飽きっぽくて長続きしない
・責任感が無い
・社会的に成熟していない

このようなネガティブな内容でした。
しかしイノベーションやダイバーシティを重視している現代社会においては以下の通りポジティブな捉え方をする人が増えています。

・経験値が豊富
・自分のやりたいことに妥協しない
・行動力がある

実際のところ、このポジティブイメージは決してこじつけたものではなく社会的な見方が変わったお陰で正しいイメージが定着したのではないかと思っています。

又、精神疾患や身体的な問題で長期就業が難しい場合もありますので、
そういった事情も聞き入れる柔軟な土壌が出来たとも言えるでしょう。

2.日本経済の変化

これまでは正社員こそが安泰であり、長く勤めれば相応のポストも用意されて、老後は年金で暮らしていくことが出来ました。
しかし現在ではそのメリットは薄れてしまっていると言えるでしょう。

・引き下げられる年金支給額
・勤続1年未満でも借入できる住宅ローン
・徐々に下がる日本の昇給率

以上の通り、一つの企業に勤め上げても以前ほどはメリットを享受しにくい世の中になったと言えます。
又、現在の支給額では既に年金だけで生活が成り立たないことも十分に考えられますので、
一つの企業経験しかないと、定年後のシルバー雇用が叶わなかった際に再就職に困ってしまう危険性もあります。

仕事が続かない人

1.持っている資質

一つの仕事が続かない方はこんな資質を持っていることが多いです。

・トップにはならずとも大体の仕事を器用にこなせてしまう
・やりたくない事を我慢して続けない合理性
・要点を絞ることに長けているので飲み込みが早い

従って、早い段階で基本業務を覚えてすぐに先輩と打ち解け、レベルの高いトラブル等を一人で処理できるようになった段階で退職するイメージですね。

これらの資質は願っても手に入らないという場合が多く、確実に強みとして役立てることができる長所と考えて良いでしょう。

2.職を転々とすることのメリット

一つの仕事が続かず、職を転々とすることに於いても、現在ではしっかりとメリットが生まれています。

①これまでの経験自体をお金に変えることが出来る

ブログで自分の経験談や業界裏話などを発信して、アフィリエイト収入を得ることが出来ます。
又、ジモティーやココナラ等のマッチングアプリでスキルを利用してお金を稼ぐことも可能です。

②外資やベンチャー企業で活躍できる可能性がある

海外ではステップアップやキャリアチェンジの転職は当然という風潮があり、外資企業に於いて転職回数が採用に響くことはまずありません。
又、ベンチャー企業も代表の意向次第となりますので、逆に経験値を買われて採用されることもあります。

そして、こういった企業では個人のスキル次第で昇給チャンスが巡ってきますので、
これまでの経験を活かして高給取りになることも全く不可能ではありません。

③人脈が広い

コミュニケーション能力があれば、これまでの仕事で知り合った同僚や先輩と関係を維持し続けることが出来ます。
そして今後の仕事によってはクライアントになるかもしれませんし、何かしらのアドバイスを求めることも可能ですね。

3.おすすめの仕事

あくまで本人が気に入らなければ続かないという前提がありますので、今回は特性を活かせるお仕事を紹介したいと思います。

①人材コーディネーター

就業企業は派遣会社となり、派遣社員の適正を判断してクライアント企業に派遣するお仕事。
転職経験のないコーディネーターがマニュアル通りに対応をしても適切な振り分けは難しいでしょう。
経験則をフル活用して、その人に合った仕事を紹介することが出来ます。

②ブログの運営

社会情勢が不安定な現代では、雇用に対して強い関心を持っている方が多くなっています。
従ってこれまで経験した仕事の実務紹介や、失敗談等に需要が生まれており、一つのコンテンツとして十分に成り立つジャンルと言えるでしょう。

③起業又はフリーランス

成功する保証はなく、まさにいばらの道と言える選択肢ですが
自分の理想通りのやり方で仕事をすることが出来ます。
これまでの経験職種から得意なものを選んで、チャレンジしてみると良いですね。

4.職を転々とする注意点

フリーランスで活動したり、自分にマッチする企業で腰を据える等、
ある程度形になってコアになるスキルや仕事を持つことが出来れば理想ですが、
そうではなくただ漠然と転職を繰り返し続けている場合は、注意した方が良いでしょう。

多様性が進んでいるとは言え、一般的にベテラン層と言われる年齢で特筆したスキルが無いと転職が大きく不利になってしまう可能性があります。
目安としては30代のうちに何かしらの食べていけるスキルやスキームを作っておいた方が安心ですね。

まとめ

仕事が続かないことは決して悪いことでは無く、現代社会では逆に豊富な経験を活かすことが出来るようになっています。
又、嫌々な気持ちで一つの仕事を続けるよりも、少しでも自分の未来に繋がる仕事を探す方が結果的に可能性を広げられますので、是非理想の仕事を見つけて頂きたいと思います。

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