ニートから社会復帰は難しい?正しいステップを踏めば就職はできる!

採用

現代社会では、学生生活終了を境に企業に就職、あるいは自営業を始める等して社会にでることが一般的とされています。 一方、そういったルートを歩まず社会に進出しなかった方や、一度就職した後に社会生活から離れたという方が多くいるのも事実です。 こういった方々はニート(NEET:Not Employment, Education or Training)と分類され、企業から求められる平均的な経験値を満たしていないことが多く、再就職が難しいイメージが定着しています。 その割合は年々増加傾向にあり、ニートと同意の若年無業者の人口は現在90万人近く、15歳~39歳の3%近くを占めています。 このように決して珍しい存在ではなくなったニートの方々ですが、様々なきっかけから社会復帰を志す場合も当然あるでしょう。 そこで今回はニートから社会復帰を志す方に向けて、就職で失敗しないための方法をタイプ別にご紹介していきたいと思います。

まずは自己分析する

ニートであるないに関わらず、就職・転職で必要な初動は自己分析です。

そこでまずは、自身のこれまでの経験や持っているスキルを整理してみましょう。

1.正社員経験が3年以上ある

ニートの方の募集枠は中途採用となりますので、業種を問わず正社員での勤務経験が3年以上ある方は比較的就職がしやすいといえます。

もちろん中には過去の業種ではなく、新しいことにチャレンジしたい場合もあるかもしれません。

しかしまず優先すべきは「社会生活に慣れる」というポイントとなりますので、少しでも経験のある職種から始めるのが最も効率の良い方法となります。

どうしても希望職種に転身したい場合は、ある程度の期間働いて体が慣れてから応募してみると良いですね。

2.正社員としての勤務経験が3年未満

新卒入社してから短期間で退職した場合はこちらのタイプです。

また、卒業から3年以内に退職して転職活動を始める場合は第二新卒の扱いとなりますが、今回はその期間が過ぎた方を対象に考えていきましょう。

一般的に経験値として認められるのは3年からとなっていますので、この場合は簡単なアピール程度に留めておいた方が無難です。

そしてこの場合効率的な方法は「過去に経験のある業種の未経験可」の求人に応募することとなります。

過去に短期間の経験があったというポイントと、高いスキルを求められていない求人の相乗効果で採用の可能性を高めることができ、実務においても記憶に残っている作業であれば即戦力になることもできるでしょう。

一方、注意するべきなのは分からないことは分からないと素直に伝えることです。

これは周囲から評価の眼差しで見られることで、分からない=評価が下がるという思考になってしまう場合があり、組織という環境に久しぶりに身を置くと陥りやすい状態です。

知っているフリをしてしまうとその後もずっと不明点を放置してしまうことになるので、気負い過ぎずに働きましょう。

3.アルバイト等の経験しかない

たとえ希望職種に関連したアルバイト経験があったとしても、それが企業にとって評価されることは残念ながら殆どありません。

これは正社員とアルバイトの責任範疇の差と業務内容の違いからくるもので、経営の中枢に関わる正社員にはより専門的なスキルが求められるからです。

したがってこういった場合は、アルバイトや契約社員から正社員になることのできる求人を探すようにしましょう。

当然正社員になるまで1~数年の期間が必要になってきますが、採用のハードルが低い分、アルバイト経験が活きる可能性があります。

4.アルバイト・正社員経験のどちらもない

これまで仕事の経験自体がないという方も多く、最も就職難度の高いステータスとなります。

この場合アピールできる経験値もなく、個人で就活に挑んでも結果に結びつかないことがあります。

そこで利用をおすすめするのが、以下の就職支援機関。

ちなみにこれらは先ほどご紹介したタイプの方々ももちろん利用できますので、興味があれば是非検討して下さい。

①ハローワーク

恐らく大半の方が知っている仕事に関する専門機関となり、もちろんニートの方に対しても親身にサポートしてくれます。

また、ニートには「就職活動をしていない者」という定義もありますので、ハローワークへ相談に行く時点でニートから脱却して求職者になります。

②若年者のためのワンストップサービスセンター

都道府県が主体で運営している就職支援団体であり、ハローワークと併設されていることもあります。

通称ジョブカフェと呼ばれており、内装もフランクな立ち寄りやすい雰囲気なことも特徴の一つ

地域毎にカウンセリングや職業体験、セミナーを実施していますので、就活が上手くいかない時は気兼ねなく相談にいきましょう。

③地域若者サポートステーション

サポステの略称で呼ばれており、こちらは厚生労働省の委託機関となっています。

就活における相談はもちろんのこと、キャリアコンサルタントによる提案やコミュニケーション、マナー等の訓練も大変充実しているといえるでしょう。

全国177カ所に設置されており、全ての都道府県に住む方に対してサポート体制を敷いています。

社会復帰におすすめの仕事

ニートからの就職は難易度が高い傾向がありますが、採用難易度の低い仕事を選ぶことで就職を実現することができます。

希望職ではない場合、あまり気が進まないこともあるかもしれませんが、まずは働くという行為自体に慣れるところから始めましょう。

1.デリバリーサービス

在宅需要が高まる昨今、フードデリバリーも大変活発になっています。

また、基本的に面接は必要なく、必要な書類と自転車さえ準備できれば誰でも簡単に始めることができ、基本的に一人作業という気軽さも始めやすいポイントです。

2.期間工

過去の職歴等があまり重視されず、比較的採用されやすいのが期間工です。

最初に決めた契約期間以上に働くこともなく、まとまったお金も手に入ることから一部では色々な企業を渡り歩く方もいらっしゃるほどです。

3.工場のライン作業

ルーティンワークの代表的お仕事となりますが、難しい作業を求められることなく、作業中の人付き合いは基本的にありません。

長く働けば工場の正社員として採用される可能性もありますので、単調作業が苦にならない方は特におすすめです。

まとめ

今回は就職で失敗しないための方法をタイプ別にご紹介してきました。

実際のところ、ニートからの社会復帰は経験値の少なさや空白期間があることから難易度が高い傾向があります。

しかし、適切な職業選択や支援機関を利用することで対策することができ、きちんとステップを踏めば数年程度で社会に完全に馴染むことはもちろん可能です。

現状上手くいっていないという方は、目先の結果だけにとらわれることなく、適切な方法で前向きにチャレンジしていきましょう。

働きたいという意思自体が素晴らしいことですので、自信を持って頂ければと思います。

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