なぜ大卒でわざわざフリーターになるのか?大卒フリーターの隠されたメリットとは

働き方

一昔前までは圧倒的に不利として認識されていた大卒フリーターですが、働き方の変化に伴い現在その認識は大きく変わり始めています。 実際のところ、大卒であってもフリーターになっている方は常に一定数存在しており、その割合は2~3割程度。 加えて、第二新卒枠のフリーターも含めると更に割合は増えることとなり、特段珍しい状態ではないことを考えれば当然の流れともいえますね。 そこで今回は大卒フリーターのメリット・デメリットを紹介し、就活やフリーの働き方についても見ていきたいと思います。

大卒からフリーターになる主な理由

まず最初に、大卒フリーターになる理由について見ていきましょう。

表面的なステータスだけを見て一括りにされてしまいがちですが、詳しく見ることで色々な背景を知ることができます。

1.シンプルに就職が上手くいかなかった

コロナショック等の社会情勢の変化は、当然就活にも大きな影響を与えています。

業績が悪化した企業の求人募集は大幅に減少し、一度内定を受けても取り消されてしまった方もいるほどです。

こういった場合は殆ど不可抗力でフリーターにならざるを得ず、社会的にも考慮されるべき存在であるといえますね。

2.就職自体を考えていなかった

就職が人生の正規ルートではありませんので、もちろんこういった選択をする方もいらっしゃるでしょう。

音楽や芸術の道を志すパターンもありますし、自由な生き方を求める方が多い傾向です。

3.一度就職して短期で退職した

一般的に第二新卒として認知されるパターン。

社会人経験のない状態から就職すれば、想像と違った環境が肌に合わず退職してしまうことも当然あり得ますよね。

また、退職理由がハラスメント等の悪質なものであった場合、社会人生活自体に苦手意識が定着し、再就職への意欲が大きく減退する可能性もあります。

大卒フリーターのメリット

フリーターとなる様々な理由が分かったところで、次はメリットとデメリットについて紹介していきます。

現在では経歴に縛られない働き方が多く用意されていることから、企業に縛られない若さというものがメリットに転じることが多くなっています。

1.スキルを身につける時間がある

大卒フリーターの最も大きいメリットが若さと時間です。

現在は経歴にとらわれない働き方が大変多くなっており、スクール等に通うことで収益化できるスキルや資格を取得することも可能です。

企業に所属していると時間的な自由がなくなってしまうこともありますので、ある意味でいかようにも自身を育てられるチャンス期間ともいえるでしょう。

2.様々な世界を経験できる

ストレートで就職して定年まで働いた場合、一生のうちで経験できる職業は限定的となってしまいます。

一方フリーターであればバイトを変えたり、掛け持つことで様々な業種を経験することができ、広い世界を知ることに繋がるでしょう。

大手企業の事務や現場仕事等を幅広く経験することで、経済全体の流れを体で掴むこともできます。

3.スケジュールコントロールがしやすい

会社員は週5日の労働が基本となっており、有休が付与されるまでに半年という長い時間が必要となります。

加えて有給申請自体も通るかどうか不明瞭で、友人との付き合いが希薄になってしまいがちです。

一方フリーターであれば比較的休みの調整がしやすく、ライフワークバランスを整えやすいというメリットがあります。

大卒フリーターのデメリット

1.新卒というブランドが使えない

新卒というステータスは就活においても大きな要素となっており、その枠から外れてしまうのはある意味でデメリットともいえるでしょう。

また、フリーター期間が3年を超えると既卒としてのブランドも失うこととなり、中途採用の社会人として就活に挑まなくてはなりません。

2.休みが減収に直結する

休みが調整しやすいのはメリットでもありますが、同時にその分収入が減ってしまうデメリットも存在します。

一方、時間単価の高いバイトに就いていれば解決できそうな問題ではありますね。

3.社会人マナーが身につかないこともある

社会人として働き始めると、電話の応対や顧客とのやり取りをこなす上で自然とマナーが身についていきます。

一方フリーターは運営の中枢に関わることが少なく、場合によっては学生の雰囲気が抜けない可能性もあるでしょう。

就職を有利にする方法

ここからは、就職に役立つ方法をご紹介していきたいと思います。

特にベンチャー企業等は経歴よりもスキルを重視した募集が多くなっており、大卒フリーターは就職が難しいという固定概念は覆されつつあります。

1.語学留学

英語や中国語は現在マーケットにおいて非常に重要視されており、ある程度お金を貯めて留学、語学を習得すれば語学講師としての道も拓けるだけでなく、単純に就職に置けるアピールポイントとしても利用出来ます。

また、卒業から就職までの期間を語学勉強に費やしていたという見方にも繋がりますので、非常にメリットは大きいといえます。

2.スキルや資格を取得する

インターネット需要が拡大している現在のマーケットにおいては、プログラミングや動画編集スキルが大変重宝されており、その需要に合わせてスクール等も多く開講されています。

また、宅建士や貸金業務取扱主任者等の国家資格を取得するのも大変効果的ですね。

3.就職希望の職種に関連したアルバイトをする

新卒であれば職種未経験が基本となりますが、フリーターの強みは職務経験を積むことができるというポイントです。

就職希望の職種に関連したメーカーや同業他社で経験を積んでおくことで企業に対するアピールに繋がる上に、入社後も早い段階で商流を掴んで戦力となることができます。

フリーランスという選択肢

働き方の多様化が進む現在において、お金を稼ぐ手段は会社員だけが主流ではなくなりつつあります。

代表的なフリーランスの報酬は以下の通りとなっており、軌道に乗れば十分に生計を立てることも可能です。

・プログラミング 平均報酬単価 5万円~数十万円

・動画編集 平均報酬単価5,000~十数万円

・ライター 平均報酬単価1,000~10,000

スキルさえあれば働き次第でどこまでも収入を伸ばすことができますので、企業に所属するだけが生きる手段ではありません。

まとめ

現在のマーケットは経歴よりもスキルを重視する傾向が強くなっており、特にベンチャー企業等は語学堪能な人材や特定スキルに特化した募集が多くなっています。

また、フリーター期間中に身につけたスキルや資格をフリーランスという働き方に活かすこともできますので、一昔前に比べて大卒フリーターの不利な点は払拭傾向にあるといえるでしょう。

今回ご紹介したメリット・デメリットを加味しつつ、自身にマッチした方向性を検討して頂ければと思います。

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