ボーナスが出るか出ないかは会社次第?

働き方

ボーナスといえば毎年6月と12月、会社によっては3月も支給される場合があり、会社員にとっては大きな楽しみの一つです。 そして中には無事に支給されることを見込んで高額ショッピングやローン返済、旅行の計画を立てる方もいますよね。 ですがその計画、ボーナスが出ない可能性は考慮しているでしょうか。 実はボーナスが支給されない会社は例年約3割程度となっており、直前になるまで支給の有無や金額の詳細が分からないという場合もあるのです。 そこで今回は、ボーナスが出るかどうかを予測する方法に加えて、ボーナスとの上手な付き合い方等をご紹介していきますので、不測の事態に備える参考にしていきましょう。

ボーナスは基本的に会社の裁量

まず大前提として押さえておかなければならないのは、原則としてボーナスの支給は会社の裁量による。というポイントです。

会社毎の規定は就業規則に記載されているので、必ず確認するようにしましょう。

殆どの場合は「業績によって支給することがある」と記載されており、裏を返せば支給しないことも当然あるということです。

そして法律としても支払う義務があるのは労働賃金にかかる部分となりますので、ボーナスは簡単にいえば会社からの気持ちという側面があるんですね。

一方、求人募集にはボーナスの支給有とだけ記載されている場合もあるので、それだけを鵜呑みにしてしまうは少々危険です。

加えて就業規則や労使協定を結んでいない以上、会社がボーナスの有無を事前告知する義務も発生しませんので、残念ながらそういった場合は支給直前の通知や実際の入金を待つしか確証を得る方法はありません。

ボーナスの有無を予測する

会社の裁量によるボーナスですが、支給の有無を予測することは可能です。

ここではそのいくつかを見ていきたいと思いますので、是非参考にしてみて下さい。

1.会社の業績

最も有効な判断材料が会社の業績です。

そもそもボーナスの支給基準を業績次第と規定している会社多くなっていますので、月次の収支報告等は常にアンテナを張っておく方がいいですね。

また、中小規模で特に営業成績を重視している会社は、一定の利益目標を達成すればボーナスが支給されることもあります。

2.社会情勢の影響

過去にはリーマンショック等が挙げられますが、社会全体の景気を左右するような出来事があった場合は、個々の会社にも大きな影響を与えることが予想されます。

特に今回のコロナショックは業種毎の明暗がはっきり分かれた事例であり、巣篭り需要の拡大で物流関係は大幅な続伸を見せた一方、接客業等はボーナス以前に倒産まで追い込まれる大打撃を受けました。

残念ながらこういった大きな流れは個人の努力ではどうしようもない部分もありますが、ボーナスの有無や会社の動向を推測する判断材料になります。

3.管理職に聞いてみる

もし仲のいい管理職がいる方は直接聞いてみるのも良いですね。

実際のところその管理職がボーナスの決定権を握っているわけではありませんが、末端の社員には降りてこない情報を持っていることが多く、会社の動向を聞き出すことができるかもしれません。

もちろん万が一有力な情報が聞けた場合は、他に漏らさないように十分気をつけましょう。

あくまでも信頼関係の上に成り立つ方法となります。

ボーナスが出ない時に備えて

ここまで解説した内容から、ボーナスというのは就業規則に定めがない限り確実にもらえるものではないことが分かりました。

そこで次はボーナスを生活に活かしていく上での注意点について確認していきましょう。

1.住宅ローンを組む時

住宅ローンを組む際にボーナス払いを設定すると、万が一ボーナスが支給されない場合に預貯金を切り崩すことになってしまいます。

また、毎月払いのみに切り替えたとしてもボーナス無しで再計算されるため、当然毎月の支払額も上がってしまうでしょう。

不測の事態が起こっても問題ないように、ローンは基本的にボーナスをあてにしない方が無難です。

2.旅行の予約をしない

ボーナスの失敗で最もありがちなことの一つが旅行の予約です。

友人や家族とスケジュールを組んで飛行機やホテル等を予約していたところ直前になってボーナスがでないことが発覚し、キャンセル料すら払えないケースがあります。

また、これらの予約にはクレジットカードが基本となっていますので、支払いが滞ることで信用情報にまで傷がついてしまう可能性もあるでしょう。

したがって、基本的に旅行の予定は貯金等の余剰資金から支出した方が良いですね。

ボーナスがでない会社もおすすめ

会社員にとってのビッグイベントであるボーナスですが、最近はボーナスのでない会社に注目が集まり始めています。

一見すると損をしそうなイメージですが、そこには以下のようなメリットが存在するのです。

1.毎月の給与に上乗せされている

年俸制でインセンティブのない外資はこれに当たりますが、もちろん日系でもこの形態を採用している会社はあります。

本来ボーナスで支給される分が毎月の給与に上乗せされているので、トータルで見れば殆ど差はないといえるでしょう。

一方、注意したいのが「ボーナスなし=給与上乗せ」ではないということです。

上乗せもなくボーナスもない会社も残念ながら存在しますので、事前の情報リサーチはしっかりしなくてはなりません。

2.景気動向に左右されにくい

もう一つの大きなメリットに、業績や社会的な景気に左右されにくいということが挙げられます。

ボーナス分が上乗せになっている上に給与の支給は法で定められた会社の義務となりますので、一見すると不利な条件に見えるかもしれませんが、最終的な総支給額はボーナスを支給している会社よりも多くなる可能性も十分にあるでしょう。

まとめ

今回は、ボーナスが出るかどうかを予測する方法、上手な付き合い方等をご紹介してきました。

ボーナスの支給は会社の義務ではありませんので、残念ながら支給されないということも十分に考えられます。

そういった場合に困らないよう、頼り過ぎずもらえれば幸いのようなスタンスでいた方が良いですね。

一方、より安定した環境を求める方はボーナスのない会社を検討するのもおすすめですので、本記事をご参考に是非検討してみて下さい。

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