こんな特徴の零細企業はやめとけ!失敗しないための4つのポイント

転職

零細企業選びに注意しよう

退職理由には様々な背景がありますが、いざ転職活動を始めると以下の問題に直面することがあります。

・仕事先なかなか決まらない

・生活のためにどこでもいいから早く就職したい

・学歴や職歴に自信がない

これらは新卒や第二新卒者であっても例外ではなく、求人に対する希望が弱まることから、ハードルが低い傾向のある零細企業を検討することもあるでしょう。

一方、零細企業は事業規模が小さいため労働環境が劣悪な、所謂ブラック企業である場合も多くなっています。

そこで今回は、ブラックな零細企業を見分けるポイントを解説していきますので、転職・就職活動で失敗しないための参考にして下さい。

零細企業の定義とは

大企業、中小企業等は事業規模等で明確な法的定義が存在しますが、現状零細とされる基準は存在しておらず、以下のような認識によって区別されています。

・資本金1,000万円以下

・従業員5人以下(宿泊業等では20人以下)

この2つの条件にあてはまる場合は一般的に零細企業とされていますが、注意したいのはベンチャーやスタートアップ企業についてです。

・ベンチャー企業比較的認知度のある分野で収益を狙う企業

・スタートアップ企業未開拓のブルーオーシャン分野でビジネスをしている企業

これらは零細企業とはまた違う種類とされていますので、零細企業は先ほどの2つのポイントに加えて以下を追加するとより明確な判別が可能です。

・マーケットにおいて既に需要が確立されている分野

・創業から一定以上の年数が経っている

失敗しないためのポイントを把握するためには零細企業かそうでないかの基準も明確にする必要がありますので、しっかり押さえておきましょう。

零細企業への就職で失敗しないための4つのチェックポイント

ここからは長く健全に働く上で重要な、零細企業でチェックするべきポイントを4つ見ていきましょう。

1.給与実態

事業規模が小さい零細企業では給与水準が低い傾向があり、ブラックの場合は法令で規定された残業代に関しても支払わないことがあります。

実際には100時間以上サービス残業をして手取りは20万円以下といった事例も散見されますので、自身が損をしないためにも市場の平均や残業代の有無を優先的にチェックしましょう。

2.休日出勤の有無

公休日は一切仕事をせず、仮にあったとしても自宅でできる簡単なデータの整理(自発的なものに限る)程度であることが一般的ですが、コンプライアンスに対する意識が低くなることもある零細企業では、休日に出社を強いられる可能性があります。

したがって、応募、あるいは面接段階で休日出勤の有無は確認しておくべきポイントです。

一方、ブラックの場合は求人要項に「完全週休制」といった文言がありながら実態は全く違った。という悪質なパターンもありますので、事前リサーチは徹底して行いましょう。

3.OJTを実施するか

一般的な企業では、新人に対して数日間~数週間のOJTを実施することが多く、最低限の知識を身につけてから実務をスタートさせることが推奨されています。

一方、零細企業では以下の背景からOJTを実施することなく、突然中堅社員と同等の業務量が割り振られて負担を強いられることがあります。

OJT自体は利益を生み出さないため、コストの面で省略する

・シンプルにOJTを実施する時間的余裕のある人員がいない

また、求職者の中には実務の中で覚えればいいと大きく構えてしまう場合もありますが、こういった企業はOJTをしていないからミスをしても仕方ない」という正当な捉え方をしないことも多く、ブラックであった場合は新人でありながら不相応に大きな責任を背負わされることも十分に考えられます。

したがって、OJTを実施するかどうかも零細企業を検討する際はチェックするようにしましょう。

4.福利厚生が整っているか

福利厚生の代表的な項目として社会保険がありますが、これは本来支払うべき保険料の半額を企業側が支払い、尚且つ扶養世帯分は加算されない便利な制度となっており、被雇用者が以下のいずれかの要件を満たしている場合、企業は社会保険に加入させなければなりません。

・週あたりの所定労働時間:20時間以上

・月額賃金:8.8万円以上

・雇用契約期間:2ヶ月以上

これらは労働基準法で定められていますので、万が一加入させない零細企業である場合はそもそも法令に違反しています。

また、零細企業は少人数で経営している背景から有給申請が承認されない可能性もありますが、近年厚労省では有休消化についても厳格なルールを定めていますので、あまりに承認が下りない場合もブラックである可能性が高いでしょう。

求人応募前にチェックする方法

ここまで解説したポイントをチェックする際は、以下の方法で精度を高めましょう。

1.面接で直接聞いてみる

2.職場を見せてもらう

3.企業のサービスに関する口コミを見る

 

一定以上の規模を持つ企業であれば、労働環境に関する口コミや企業HP、在職者からの話を聞くこともできますが、零細企業においてはそのやり方は適切ではありません。

したがって、面接官や職場見学等で判断するのが最も効果的であり、その企業が扱っている商品やサービスに関する口コミからある程度業務実態を掴む方法がマッチしています。

零細企業だからといってブラックではない

ここまでは零細企業がブラックかどうかを判断するためのチェックポイントを解説してきましたが、裏を返せばそれらに該当しない場合は優良企業であることも多く、以下のようなメリットを享受することができるでしょう。

・上司との距離感が近く意見が通りやすい

・積極的にプロジェクトを任せてもらえる

・事業が軌道に乗れば昇進しやすい

これらは大企業ではあまりないメリットであり、長期的に腰を据えることのできる要素でもあります。

また、昇進することで相応の給与を得ることもできるでしょう。

まとめ

今回は就職で失敗しないための零細企業のチェックポイントを解説してきました。

零細企業は事業規模が小さく人員も少ないことから、コンプライアンスに対する意識が低いブラック企業が多い傾向があります。

一方、零細企業=ブラック企業という認識は誤りであり、コンプライアンスを遵守して社員を大切にしている優良企業ももちろん存在しますので、長期的に健全な労働環境を手に入れるために、転職・就職活動の際は是非本記事のチェックポイントを是非参考にして下さい。

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