【管理職になりたくない】出世を避ける理由や管理職の定義を解説!

働き方

管理職になるべきか考えましょう

会社に勤めている以上、自身のスキルや実績が認められて昇進するのは大変喜ばしいことであり、管理職には以下のようなメリットもあります。

・給与がアップする

・仕事に裁量権が生まれる

・若手にノウハウを伝えられる

特に裁量権に関しては一般社員にはない仕事の醍醐味になり得る要素といっても過言ではなく、若手社員は大きな目標として掲げていることも少なくありません。

一方、こういった厚待遇でありながらも「管理職になりたくない」といってあえて出世を避ける方も多いのが実情なのです。

そこで今回は、管理職を避ける理由や定義について解説していきますので、今後のキャリアプランの参考にしていきましょう。

管理職の定義とは

管理職の定義は主に以下の通りとなっており、係長や主任クラスはその1段階前の補佐のような役割といえるでしょう。

・一般的には課長以上が管理職として扱われる

・業務において一定以上の決済する権限を持っている

・役員に関しても管理職とされる場合もある

一般的な流れとしては、一般社員から主任、係長を経て管理職である課長となります。

また、大手企業では管理職試験を実施していることが多くなっていますが、成績や実績、役員からの承認等も関わってくる大変難易度が高い内容となっており、1度で受かる方が珍しいという企業もあるほどです。

管理職が避けられる理由について

ここからは、管理職になることを避ける理由について見ていきましょう。

給与や裁量権等のメリットがある一方、立場や職務内容が変わることで様々な懸念要素が生まれることがあります。

責任が苦痛に感じる

管理職は自身のタスク処理だけではなく、部下を管理して業務をアサイメントしなくてはなりません。

これが意味するところは、部下の失敗は管理能力不足として管理職にも責が問われるということであり、仮に部下が出社拒否、あるいはメンタルに不調を来した場合も同様に原因の調査対象に挙げられます。

そしてこういった責任に苦痛を感じて、管理職を避けて一般社員を希望するパターンが多くなっています。

残業代がでないのがネックに感じる

時間外労働が発生した際は残業代を支給することがルールとなっていますが、管理職以上においては労働基準法上、支給対象から外れてしまいます。

したがって、立場は出世したにも関わらず毎月の手取りが下がる可能性があり、その点がネックになってしまうのです。

一方、現在の企業では「みなし残業手当」というものを毎月給与に上乗せしている場合もありますので、労働規定をしっかり確認しておくようにしましょう。

管理職自体に魅力を感じない

一般社員としての業務に強いやりがいを感じている方は管理職というポジションに魅力を感じない傾向が強いですが、それ以上に多いのが身近な管理職が常に疲弊していて、悪いイメージとして固定されてしまっているパターンです。

そういった様子を見ていれば、自身はそうなりたくないと思うのも極めて自然な流れといわざるを得ないでしょう。

同僚や後輩との人間関係が崩れそう

管理職は部下の管理をしなくてはなりませんが、その内容を更に上のポジションへ報告しなければなりません。

そしてそのことを気にするのは、本人ではなく後輩や同僚達である場合が多いです。

したがって、それまでは率直な意見交換や職場の愚痴を共有できた間柄でも、管理職になったことで「報告されるかもしれない」という警戒心に繋がり、せっかく築いた人間関係が希薄になる可能性があることから、管理職を避ける要因になっています。

ライフワークバランスが崩れそう

実は管理職は一般社員よりも残業が多い傾向があり、企業によっては部下がいる限り退社することができないパターンもあります。

したがって、それまでは定時退社できていたにも関わらず昇進したことでライフワークバランスが崩れ、給与に結びつかない残業をしたくないという気持ちから、管理職を避ける方も多くなっています。

本当に管理職は避けるべきなのか

ここまでは管理職が避けられる理由について解説してきましたが、正しい姿を捉えるには良い面も知っておく必要があるでしょう。

年収は上がることが多い

残業代の絡みで月の手取りは下がってしまう可能性がありますが、基本給と賞与が上がることによって、年収ベースではアップすることが多くなっています。

確かに目先の収入は目減りするかもしれませんが、長期的な視点を持てば利点はあるでしょう。

マネジメント経験が転職に活かせる

管理職を経験することで人材のマネジメントスキルが経歴に加わることとなり、転職する際は有利に活用することが可能です。

実際のところ管理職経験者は転職市場において広く求められていますので、3年から5年程度実績を作って転職すれば、更に年収アップも見込めます。

管理職にしか見えない景色もある

より経営の中枢に関わることのできる管理職は、会社の運営動向や人事異動、今後のプロジェクト等も先行して情報が流れてきます。

したがって一般社員よりも会社の背景を知ることができ、それまでとは違った視点と景色を味わうことができるでしょう。

環境を変えることができる

管理職になれば、一般社員の頃に感じていた問題点や非効率的な仕組みを改善する裁量権が与えられます。

また、部下の意見を汲んで職場に反映させていけば信頼を得ることにも繋がりますので、周囲の賛同を得られる範囲であれば「自身の理想の職場」を作り出すことも可能です。

管理職という別の仕事として捉えることが大切

現在管理職という道に進むか悩んでいる方は、それまでの業務の延長ではなく、完全に別の仕事に切り替わると捉えた方が、様々な視点から判断できるようになるでしょう。

実際のところ一般社員とは考え方や業務内容も大きく異なりますので、良い面と悪い面をフラットな気持ちで判断して下さい。

まとめ

今回は管理職を避ける理由や定義、良い面についても解説してきました。

・残業代が支給されなくなる

・責任が増える

・身近な管理職が良いお手本ではない

管理職を避ける理由は主にこういった内容が挙げられていますが、職場の環境を変えられる裁量権や、年単位での収入アップといった良い面もしっかりあります。

したがって、今後のキャリアプランについて悩んでいる方は、現在の業務の延長線上ではなく管理職という別の仕事として、フラットな視点を持って検討するようにしましょう。

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