「IT業界の派遣はやめとけ!」そう言われる理由は?メリットはないの?

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IT技術の発展に伴い、今やインターネットは日常生活において欠かせないツールといっても過言ではありません。 そしてその需要拡大に正比例するようにIT業界の雇用も増えており、近年の市場においては自身のキャリア育成に有利な業種の1つとなっています。 一方、そんな魅力的な情報が並んでいる中で「IT業界の派遣はやめとけ」と囁かれていることをご存じでしょうか。 未経験からチャレンジを検討している方にとっては大変気になるポイントになりますので、今回はその理由や派遣採用のメリットについて見ていきましょう。

IT派遣の職種とは

最初に、IT業界の派遣採用にはどういった職種があるのかを解説していきますので、自身が希望するものがあるかを確認して下さい。

1.システムエンジニア

IT業界における代表的な職種の1つであり、ソフトウェアやシステムの開発を担っています。

全体としては上流工程に位置しており、クライアントが求める機能を分析、抽出して予算や納期を設定して要件を固めます。

したがって、開発依頼の窓口や進捗管理といったマネジメント等、対人スキルと業務スキルの両方を要されるポジションともいえるでしょう。

2.プログラマー

こちらも代表的な職種であり、システムエンジニアが作成した指図書を基にコーディングを行います。

システムエンジニアの業務を兼ねることは基本的にありませんが、バグやエラーの習性、動作テストといった開発に不可欠な作業はプログラマーの範疇です。

3.ネットワークエンジニア

企業内のネットワークシステム構築、企画や設計を行う業務であり、クラウドサーバーやグループウェア、ファイアウォールの知識が問われる職種です。

現在はAWSAmazon Work Space)といったサービスが広く利用されていることから、雇用に関しても安定した需要を保っています。

4.その他の職種

・テスト業務製品出荷前の品質をチェックする職種

・ヘルプデスク企業の情報システム部等に駐在してシステムトラブルに対応します

IT派遣はやめとけと言われる理由

主な職種を解説したところで、次は「IT派遣はやめとけ」といわれる理由について見ていきましょう。

現在検討している方は是非参考にして下さい。

・常駐案件が多く勤務先が変わりがち

ITエンジニアはクライアントにとって機密性の高い情報を取り扱うことが多く、社外での開発業務を承認しない場合もあります。

そういった案件においてはクライアントのオフィスに常駐することになり、案件が変わるたびに常駐先も変わる可能性があるでしょう。

したがって、勤務先を固定したい場合は応募前に求人の内容をよく確認するのがおすすめです。

・給与が低い場合がある

全ての派遣採用にあてはまるわけではありませんが、「儲かっていないIT企業」が派遣先である場合は給与に関しても低い傾向があり、そういった企業では労働環境に関しても過酷であるケースがあります。

そういった事態を避けるには、事前に口コミをチェックする等して情報を掴んでおくと良いでしょう。

・未経験歓迎の企業ではスキル育成ができないことも

未経験歓迎の派遣に採用されたとしても、実際には第一線の業務に携わることなくデータの取りまとめやテスト作業ばかりが割り振られるケースもあります。

そうなればITスキルを培うことができず、次の転職においても「勤務期間はありながら経験値がない」ことが不利に働いてしまう可能性もあるでしょう。

一方、こういった企業はやはりブラックであることが多くなっているので、事前のリサーチは必要です。

・派遣を続けるほど不利になる

IT業界は一般業務から管理ポストになるにつれて給与も高額になり、上手く転職してステップアップすれば年収1,000万円を稼ぐ方もいます。

一方、派遣に関しては30代で昇給がストップしてしまうことが多くなっており、業務権限が与えられず経験値が貯まらないことから、40代まで続けると更に不利になってしまいます。

このことからも、IT派遣はあくまで「未経験者」というレッテルを剥がすための登竜門として活用するに留めた方が良いです。

IT派遣にメリットはないのか

ここまではネガティブな情報を解説してきましたが、次はIT派遣のメリットについて見ていきましょう。

1.未経験者ではなくなる

IT業界にチャレンジする上で、未経験は不利になる要素になってしまいますが、2~3年程度派遣として勤務すれば経験者として正社員雇用の道も開けるでしょう。

自身がどういったスキルを身につけたいかを整理して、それにマッチした企業に応募するのがポイントとなります。

2.スキルや知識が幅広く身につく

派遣社員は正社員に比べて職業選択の自由度が高く、比較的簡単に派遣先を切り替えることが可能です。

したがって、自身の希望に沿ったスキルを身につけることができ、幅広い知識を習得することもできるでしょう。

IT派遣に応募する際の注意点

次はIT派遣に応募する際の注意点について解説していきますが、これは言い換えれば「ブラック企業を見極める方法」ともいえます。

自身のキャリアを育成するために、しっかり参考にして下さい。

1.派遣先の情報をチェックする

応募前に口コミや企業のIR情報を確認して、業績や労働環境をしっかりチェックするようにしましょう。

特に以前働いていた方の意見は参考になります。

また、派遣の給与は派遣先との契約に依存するため、「派遣会社」ではなく「派遣先」の情報を調べる点に注意しましょう。

2.求人情報をチェックする

勤務先や業務内容をよく確認して、自身の希望とマッチしているところに応募しましょう。

一方、ブラック企業は求人情報と異なる業務実態であるケースも散見されますので、就業してから相違を感じた場合は遠慮せずに派遣の担当者に相談して下さい。

まとめ

今回は「IT派遣はやめとけ」といわれる理由やメリット、応募する際の注意点について解説してきました。

IT業界は現在大変勢いがあり、今後も堅調に需要が推移する可能性が高いことから、キャリアプランの育成に大変マッチしているといえるでしょう。

一方、経験値を積むことばかりに意識が集中してブラック企業に派遣就業してしまうと、過酷な労働を強いられるばかりか、肝心のスキルが貯まらないという可能性もあります。

したがって、現在IT業界へのチャレンジを検討している方は、本記事の内容を参考に少しでもスキルを培える企業で働けるようにしていきましょう。

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